コツ・・・・コツ・・・コツ・・・・
足音が鳴り響く


此処は死刑囚だけが集まる監獄
今まで此処を脱獄出来たた者は居ない
これから先も居ないだろう
謂わば此処は此の世の地獄
闇有りて光有らず


コツ・・・・コツ・・・コツ・・・・コツ  カシァッ・・・キイィィ・・・・
今日もまた一人・・・・消えてゆく


「おい、お前、出ろ」
「私の刑の執行日は今日ではないはずですが」
「刑の執行ではない 面会だ」
「面会・・・・」
「分かったらさっさと出ろ」
(分かるは筈がない、今まで長い間面会なんて一人も・・・・・)
コツ・・・・コツ・・・コツ・・・・
「ここだ、入れ」
(今更面会だなんて・・・・・・誰が・・・・・)

運命の扉が開く

「貴方は・・・・」
「よぉ。お前、滅茶苦茶強いんだってな?」
「・・・・・答えになっていません・・・・」
「フッ・・・・今日からお前はこの私に仕えるんだ いいな?」
「・・・・・は?」
「お前に拒否権はない ほら、さっさと出るぞ」


天使なのか悪魔なのか未だ分からない
唯、分かるのはそれが始まりだと言う事だけ









意味不明で申し訳ありません
言い訳はしません。私も意味が分からないので(